「芸術ってすばらしい、人間っておもしろい・・・。」
無名塾の主宰者であった母・宮崎恭子の遺志を継ぎ、「本当に上手い方と、本当にいい昨品を作りたい。」と2011年に立ち上げたこのプロジェクトは、観る方に「しあわせ」を届けたいと言う思いで、他にはない本来の演劇、芸術の持つ素晴らしいパワーをお届けできるよう、キャスト、スタッフ一同、「心」を1番
大切にし、公演を作っています。
「大切な人~私の家族が見た戦争~」「ロミオとシラノとジュリエット」「百年目のラブレター」
等のオリジナル作品の上演。
ピアノやアイリッシュハープの演奏にのせた朗読。歌と朗読を織り交ぜたLIVEなど・・・
観る方に本当に大切なことを考えて頂きたいと、暮らしと政治、自然、陰陽五行、手仕事などを絡めた
トークショーや、ライブも行っています。
歌と朗読で綴る「大切な人」~私の家族が見た時代~
宮崎恭子氏が、これだけは出版したいと亡くなる前に7年かけて執筆した「大切な人」より、恭子氏の幼少期から戦争、
原子爆弾、戦争の影に隠れ伝えられなかった大洪水など、恭子の眼から見た激動の時代を朗読劇にしました。
時代に翻弄されながらも、楽しく、たくましく、助け合いながら生きる家族の物語です。
2011年8月二木てるみさんを迎え東京で初演したこの作品は好評を得て、同年12月若村麻由美さん、山本太郎さん等を迎え再演。
2014年8月には念願の関西公演が、2017年11月には益岡徹さんとの共演が叶いました。
有難いことに「大切な人」は関西でも好評を得て、京都、奈良、姫路、名古屋等で再演。
初演から6年、各地で40ステージ以上の上演を続けています。(2017年11月現在)
キャスト、スタッフ、お客様、沢山の方に支えられ、再演を続けてこられたこの作品。
これからも、1人でも多くの方に観ていただきたい。
日本全国色々な場所で公演して行けたら…、と、思っております。
この作品は「戦争」の物語ではなく、少女時代の母・恭子の目を通して見た「家族の物語」です。
この「愛の物語」を通して、家族とは…、幸せとは…、本当に大切なものとは…。そんな事を考えて頂けたら嬉しいです。
原作「大切な人」宮崎恭子著 講談社 歌と朗読で綴る「大切な人」~私の家族が見た戦争~ 監修 宮崎総子 脚本・演出・主演/仲代奈緒
朗読劇「百年目のラブレター」~希望は絶望~
19世紀のイギリスを舞台に美しく、悲しく、そして少し奇妙なある夫婦の愛の物語を描いた「百年目のラブレター」。
この作品は第11回小川未明文学賞優秀賞を受賞した小山内こころが、ねねぷろじぇくとのために書き下ろした同名小説を
10年間温め続け、全曲キャストによる作詞作曲で作り上げた、ねねぷろじぇくと完全オリジナル作品です。
目深に帽子を被り列車に乗る1人の女。
誰もが羨む人気女優でありながら、人には言えぬ秘密を抱えひっそり生きる彼女。
生きる希望を失った彼女が最後に向かうのは、かつて愛する人と過ごした小さな家。
お互いを愛するがゆえ犯してしまった過ちが、今、恋文と共に蘇る。
走り始めた列車の様に、戻れない時の中で、今を懸命に生きた彼女と彼、2つの命の結末は…。
小山内こころらしい、メルヘンの中にある毒と、幻想的な世界が創り出す、夫婦愛だけではない、深い深いテーマの隠されたこの作品。今、一人でも多くの方に観ていただきたい作品です。
原作 小山内こころ「100年目のラブレター」 朗読劇「百年目のラブレター」~希望は絶望~ 脚本・演出・主演/仲代奈緒
LIVE・朗読
仲代奈緒と彼女に共鳴するミュージシャンや役者が織りなすここにしかない世界。
ピアノやギター、パーカッション・・・個性豊かなミュージシャンの奏でる音に乗せ、
ミュージカルソングからオリジナル曲、皆様に愛され続けるポップス曲まで。
透き通る歌声と情感溢れる表現力で朗読を織り交ぜた劇世界のようなLIVEをお届けしています。
「涙が止まりませんでした。」「細胞が入れ替わったようでした。」「まるでお芝居を観ているようでした。」と、沢山の感動の声をいただいています。
2017年からは、最も朗読に合うと言われている、アイリッシュハープとの協演で新しい世界をお届けしています。ハープの音色により、より心にしみる朗読やLIVEは、お子様からお年寄りまで幅広いお客様に喜んでいただいています。
今後も「魂の震える音色」を色々な方とお届けしていけたらと思っています。